2009年11月15日

ワクチンについて。



レオがいた頃は、ウチの猫たちのエイズと白血病の検査、毎年していましたが、死んでしまってからはしていません。
でもほとんど外に出ることも、喧嘩してきたこともないので多分全員陰性だと思います。

しかし野良猫さんやその子猫を保護した場合、エイズキャリアな場合も実際にはあります。
日本国内での罹患率は約10%だとの報告もあります。

さて、昨年日本でも解禁になった猫エイズのワクチン「フェロバックスFIV」ですが、不活化ワクチンです。

実際のウイルスを取り出し、不活化して用いるので不活化ワクチンと言いますが、ワクチンを作るのに使用された猫エイズウイルスには「静岡株」なるものが使われています。
これは静岡で分離されたウイルスの抗原を使用しているからだそうです。

細かく言うと、ワクチン作成に使用されているウイルスはサブタイプAとDです。
(サブタイプAのベタルマ株とサブタイプDの静岡株を使用) 日本で一番多いサブタイプBは含まれていないのだそうです。

エイズウイルスに対してのワクチンの防御率は70~72%(サブタイプAのベタルマ株が70%、サブタイプDの静岡株で72% )ですが、日本で一番多いサブタイプBの直接防御率データはないとのことです。
含まれていないんですからないですよね、当然。

そして、それぞれのサブタイプには、沢山のウイルス株があり、インフルエンザウイルスのように突然変異株が発生する可能性もあり、ワクチンが効かなかくなる可能性があるそうです。

ということで、どの程度の有効性かはまだはっきりわからないのです。



ただ、それより怖いのは、不活化ワクチンによる「ワクチン誘発性線維肉腫」です。

以前より、ワクチンによってそうなってしまった猫を結構見聞きしています。
今回のエイズワクチンと、猫白血病ワクチン(4種混合以上のものも)は、すべて不活化ですが、3種混合ワクチンの中にも、メーカーによって不活化ワクチンを作っているところもあります。

発症したらこわいです、はっきり言って癌ですから。
接種回数が増えることにより発生率が高くなるようですし、接種後、数年経ってから発症する場合もあるそうです。

○3種混合 生ワクチン(大丈夫なもの)
 ・パナゲンFVR C-P (武田シェアリングプラウアニマルヘルス㈱)
 ・猫用ビルバゲンCRP(大日本製薬㈱)
 ・ノビバック TRICAT(㈱インターベット)
 ・フェロセルCVR  (ファイザー㈱)
 
○3種混合 不活化ワクチン(危険性のあるもの)
 ・フェリドバックPCR (明治製菓)
 ・京都微研フィライン-3 (㈱微生物科学研究所)
 ・フェロバックス3  (共立製薬㈱)

メーカーや病院では、どの程度の発症率か明らかにはしていませんし、しっかりしたデータもないです。
そこが人間ではないからとも言えますが。。

ウチでは白血病キャリアのレオがいた時は、他の猫みんな白血病ワクチンもしていましたが、4種、5種ワクチンとしてではなく、単独で足に打ってもらっていました。
(その方が万が一発症しても足を切ればいいから。)

今はレオが死んでしまったのでやっていなく、今のところ線維腫にもなっていません。
3種混合ワクチンを3年に一度やってもらっていますが、ウチのかかりつけは、フェロセルCVRなので、生ワクチンで安心です。

ワクチンは、病院の言うなりではなく必要最小限にした方がいいんじゃないかと思います。
もっとデータとかちゃんと出してもらいたいですね。


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この記事へのコメント
現在のところワクチンの選択肢は多いです。
現在接種可能なワクチンをすべてやると、血液検査を含めてかなりの負担になります。
これは金額的な負担と猫の体にとっての負担と両方です。
どこまで選択するかは、人によりますが、
いまのところ3種混合がいちばん一般的だと言えます。
Posted by ちゃま坊 at 2009年11月15日 21:33
ちゃま坊さん
専門家からのご意見ありがとうございます。

とても参考になります。

なので、ケースバイケースですが、ふつうは、生ワクチンの
3種混合を摂取させるのがいいですね。

新しいエイズワクチンの有効性と、それから何も言わないと
5種を打ってしまう病院も多いと聞き、ちょっとそれは?と
思っていたので、参考までに書いてみました。
Posted by ハッチー at 2009年11月15日 23:49
とても参考になりました。
私は獣医さんの言うなりに毎年4種打っていたのですが、
生ワクチンかどうか今度必ず確認したいと思います。

病気も怖いけどワクチンの副作用も怖いし、ものすごく悩みます。
でも、やっぱり病気になってしまってからでは後悔しても遅いし・・・。

あ~、ぐるぐる頭の中で回ってしまいます。

それでもやっぱりエイズワクチンはやめておこうかなあと思いました。
Posted by めーめめーめ at 2009年11月16日 22:40
めーめさん
4種混合で、白血病が入っていたら、すべて不活化ワクチンです。
なので、打つとしたら足にした方がいいと思います。

外に頻繁に出る猫さんでおまけに喧嘩も多い子は白血病の予防はした方がいいです。
白血病になったらちょっと心配ですよ。(ウチのレオは弱い子で、1~2度かまれただけでダブルキャリアになってしまいました。)

エイズは、なってもキャリア期が長く、またすぐ死ぬような病気じゃないのでやらなくてもいいんじゃないですか?
Posted by ハッチーハッチー at 2009年11月16日 23:57
めーめさん
追記ですが、ウチのかかりつけは、4種が「3種+クラミジア」だったので、4種といっても2種類ありますから確かめてくださいね。

それと、4種に白血病が入っているなら、なっていないか調べてから打たないと。
万が一なってたら、具合悪くなっちゃったり発症しちゃったりするかもです。
Posted by ハッチーハッチー at 2009年11月17日 00:37
ありがとうございます。
大変参考になりました。

岡部の子たちは白血病もするように(足に)します。

とにかくキャリアでないかを確認ですね。
Posted by めーめめーめ at 2009年11月17日 23:20
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