2011年12月03日

お知らせしたい事

お知らせしたい事
きゅうちゃんとちぃ子さん

村のみんなが見守るなか必死のネコ救出作業成功!……と思ったらぬいぐるみだった件

このイギリスのニュースですが、びっくりするのは、下記
>当時、動物保護団体の職員が輸送中の猫をうっかり放してしまい、そのまま逃げだすという事態が起きていた。その猫を見つけたら保護団体へ知らせるようにとの情報が村じゅうに流れていたため、
の部分です。

多分保護団体が社会的に認知されているんでしょうね。
動物福祉後進国の日本ではとても考えられない話しですね。

先日知人の知り合いが、公道でTNRのため飼い主のいない猫に餌をやっていたら、それを見た近所のおばあさんにひどく怒られたそうです。
ナント、わざわざおばあさんの家まで連れて行かれ、そこでもお説教。
怒られた知り合いは憤懣やるかたない、といった感じで知人に話したとのことですが、そもそも餌やりは禁じられていませんし、その人は自費で周り近所のネコのTNRをしている訳ですから、私だったら言い返す所ですが、ご近所とあって波風立てたくなかったのかもしれません。

しかし。こんな事が通常に行われている日本と、上記のイギリスの片田舎の話。
本当に違いますね。

物理的に、家のない猫をみんな家に入れて飼う事は不可能です。
でも不憫に思ってご飯をやり、そして人知れずに、(少しづつでも)不妊手術をして増えないようにしている人は多いと思います。
しかし、周り近所の無理解からこそこそやっているという人も多々いらっしゃいます。

そんな猫も、元々は人に飼われていたので、”ストリートキャット”になったのは身勝手な人間のせいなのですから、それをなくすのも人間以外にはできない事です。

よく、「野生だから」とか、「自然に任せればいい」と言う方がいらっしゃいます。

でも、家猫から家なし猫になった、もしくはその子孫であれば野生ではありませんし、自然に任せればどんどん繁殖して、忌み嫌う人が出てきて不幸な結果になります。
家のない猫から生まれた命は、悲惨な結末を迎える事が多いのです。

カラスにつつかれ苦しみながら死を迎える、交通事故、又疎んじる人によって処分機関に持って行かれる等など。
エイズ、白血病、FIP、鼻器官炎、疥癬、真菌、はたまたコクシジウム、マンソン、条虫などの寄生虫、、死に直結するものから、慢性に移行するものまで、外で暮らすという事は、栄養状態が一定に保たれる訳ではなく、諸々の病気が蔓延する事も多いです。また、猫がたくさんいる場所では必ずと言っていいほど虐待する人がいます。

それらは、一般生活では目に触れない部分かもしれませんが、想像してみて欲しい部分でもあります。

昨年度の静岡市の猫の殺処分数、1766匹です。
その中で子猫は、1600匹を超えています。
何のために産まれてきたのか?
日々、合法的に殺している私たち人間、普通の倫理感で、「こんな事をやっていていいのか」と思いませんか?


みんなが、周りの家のない猫に目を留めてくれたら、静岡市では全国に誇る多額の、不妊手術の助成金があります。
今年はまだ余っているはずです。
年末ジャンボの代わりに1匹の猫の手術を!(笑)

お知らせです。

12月10日 10:00~12:00
静岡市総合福祉会館シズウエルにて、「殺処分ゼロを目指す静岡市民の集い」があります。


家のない猫の殺処分を減らす静岡県の取り組みなど、担当職員が判り易く話して下さいます。
静岡市民の私たちはその問題をどう対処すればいいのか、、、質問コーナーもありますので是非おいで下さい。


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Posted by ハッチー at 04:23│Comments(0)活動
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