2011年05月24日

耳先カット猫とは

耳先カット猫とは

まりちゃんですが、お薬をもらった日からコンスタンスに飲めています。
小さくちぎったチーズに仕込んであげていますが、半錠のメルカゾールをまた3つくらいに割って入れていますが、(歯がなくても)ぱくっと食べてくれています。

昨日は夜半に少し吐いていましたが、全体的には割といい感じに見えます。
なので、ゴハン(カルカンやモンプチ等のウエットフード)も良く食べていますので、お薬の成果がでればいいな~と思っています。取りあえず太ってきて欲しいです。


ところで静岡市では4月から、飼い主のいない猫の不妊手術の助成金申請時の条件が変わりました。静岡市では助成金は、市から獣医師会に渡され、獣医師会を通して市民に還元されています。
昨年度までは、助成金をもらうのには、マイクロチップの埋め込みが義務化されていました。

私たちは、飼い主のいない猫の手術の助成に、飼い主を認定するためのマイクロチップは意味がないと言ってきました。タダならまだしも、その分の費用が上乗せされていたからです。

その甲斐があって、この4月からはその義務がなくなりましたが、代わりに手術が済んだ飼い主のいない猫には、耳先カットをする事になりました。耳先カットの意義は、一目で手術済みと判れば、再度の捕獲や手術をされなくて済む、そして、その猫は一代限りで生を終わる、子孫を増やす心配がないというアピールになるという事です。

「地域猫活動」という言葉は良く判らないという人もまだ多いとは思いますが、飼い主がいないけれど、子孫が増えない様に手術をして一代限りの生を、その猫が住んでいる地域で見守るということで、言ってみれば同じ地域に住む猫と人との共生のための活動なのです。

で、耳先カット猫は、“地域猫の象徴”と言えます。

耳先カットが虐待と思う人もいるかもしれませんが、再度捕獲されお腹を切られたり、繁殖を懸念され、疎んじられるよりずっといいのではと思います。耳先カットは、麻酔のかかった不妊手術時になされますし、安全である事は、全国で多々証明されています。
諸外国や都市部ではもうかなり浸透していますし、耳先カット猫で素晴らしいお宅にもらわれたスター猫(はっちゃんなど)も出てきています。

という事で、市民の皆様の理解と温かいまなざしが、「耳先カット猫@地域猫」にそそがれますよう、願ってやみません。


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Posted by ハッチー at 00:29│Comments(2)活動
この記事へのコメント
まりちゃん薬飲めて良かったです。
がんばれまりちゃん。
Posted by とらべっこ at 2011年05月24日 10:30
とらべっこさん

応援ありがとうございます!!!
ホント、頑張ってくれています。
もっともっと生きて欲しいです。
Posted by ハッチー at 2011年05月24日 23:41
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