2013年10月04日

「そして父になる」観ました!

月曜に「そして父になる」観に行ってきました。


是枝監督始め、福山さん、小野さん、何度か番宣(映画はなんていうのかな)で出ていらして、監督はナイーブそうで温厚そうでいい感じだな?と思っていました。
子供の演技指導を、指導というより素のままで引き出す感じにやっていました。怒鳴ったり威張ったりする人は監督と言えども好きではないので、感じいいなと思いました。

映画にもそれが出ています。
子供たちの演技が自由で縛りがない、普段のままで、今演技がうまいと言われている子役たちとは全然違います。どっちがいいかと言われると、映画の流れとして観るとやはり演技がうまい方がいいのだと思います。
要するに演技がうまい=自然に見える、、、不思議ですね?!
でもこの監督の手法もありだと思いました。

まあそんなことはいいとして映画はとてもよかったです。
子供を産んでいる人は自分の経験値としてとらえ、痛いほど気持ちがわかり、入り込むことができるでしょう。
また、子供を産んだことがない人がおっしゃっていましたが、自分の猫の事を考えてしまった、、、それは図らずも飼い猫=子供(家族)になっていると云う事ですね。なるほどと思いました。
男性と女性でも感じ方は違うと思います。

最後は少し含みを持たせて終わるので、人それぞれのストーリー展開になっているのかもしれません。

そこが面白い所でもあります。

おススメです。

※ 息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。


写真はけんた、大きくなりました。
  

Posted by ハッチー at 18:44Comments(0)映画の事