2011年10月31日
お知らせしたい事

ウチの紅一点、ちい子さんです。
ちい子さんは昔はかもいの棚の上に乗ってそこから大量のおしっこを滝の様にするといった奇行がありましたが、それもここ何年かはありません。
2003年に公共施設から生後3カ月くらいでウチにきたので8歳になりました。すらっとしていて可愛い猫です。
ところで、静岡市では今年から飼い主のいない猫の避妊手術は1万円、去勢手術は8千円の負担でできる事になっています。昨年まで半ば義務ずけられていたマイクロチップの装着はなくなりました。
(マイクロチップの装着は別途費用を請求される場合が多かったので、それがなくなり実質的には負担が減っています。)
但し、上記は獣医師会に加盟している病院で受ける場合に限られますが、理由は、静岡市では飼い主のいない猫を減らすための対策費の多くを、獣医師会に託しているからです。
で、今年特出している事は、助成金制度を受けるためには、術猫の耳先にV字のカットが義務付けられています。
オスは右側の耳、メスは左です。
これによってリリース後にひと目でわかるので、地域の方々に餌をやってももう増やす事はないと理解してもらえ、又、再度の捕獲→手術を避ける事ができます。
静岡市の殺処分数はここ数年でかなり減っていますが、これを限りなくゼロにしていくためにはとても重要な制度です。
そして、市のこの制度に対する金額は決して少なくなく、むしろ全国的に見てもかなりの金額が投与されています。
ただ、それが使われないと、このご時世なので次回の予算が減らされると言う事も考えられます。
皆様の周りの、飼い主のいない猫に、この機会に是非不妊手術を受けさせてください。
この制度をどんどん使えば、需要があると認識されもっともっとバージョンアップされるかもしれません。
(私たちもそれを働きかけていますが・・・)
未来の殺処分ゼロのために、あなたの周りの1匹から是非今考えて下さい!地域の皆さんで協力して戴くのもグッドです。
それこそ、地域コミュニケーションです!!
春になる前、身ごもる前、今の時期が最適です。
捕獲器の貸し出しややり方のご相談等などはお気軽にどうぞ。但し、あくまでもご自身でなさって下さる方のみです。