「家族にしてね！」

最近子猫が家にいたので仕事が終わると直帰していました。

今日は里親会も終わり、いずみちゃんも新しいお家にもらわれたので、少し安心して映画を観ました。

ＭＷ－ムウ―です。

手塚治虫原作のダークな作品。ちょっと説明し切れていなくて不消化の部分もありますが、なかなかエキサイティングでした。
刑事役の石橋凌、渋くていいんだけど、メタボな体でハードなアクションや追跡など、本当に気の毒になるくらいでした。
タイが舞台になっていたので、全編汗だくだったし、着てるシャツはビショビショ。でもあれで痩せられたかも？（人のこと言ってる場合じゃないですけど・汗）

手塚治虫のタブーでダークな部分・・・と書かれていますが、手塚作品結構そういうの多い気がします。日常的では漫画にも映画にもならないわけだし。（サザエさん＆まるこちゃんはのぞく）

ストーリー的にはなかなかまとまっていて、悪代官ならぬ、悪徳大臣が事件に深くかかわっていて、そこら辺はかなり社会的で、あり得るかもって思わせるのに、核になる秘密化学兵器の名称が（ムウ）かなり漫画チックです。
って漫画ですけど、もっとそれらしい名称の方が現実味があると思いました。

原作では、主人公二人にホモセクショアルな関係があって、それもタブー度を増しているのですが、映画では全く触れていないので、ちょっと奥歯に物が挟まったような感じでした。それが不消化な雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
血の吹き出る部分も多くＰＧ－12になっているのに、なぜそこを割愛しちゃったのかな？
教育的配慮？？？
でも血は出すぎだよ～